2003年ヴィンテージがWS誌で98点、97点、96点、95点とハイスコアを連打、 トップドメーヌとしての存在感を強烈に印象づけたペロ・ミノ。 2005年ヴィンテージではWA誌で「シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ・V.V.」が99-100ポイントを獲得、 その他90ポイント後半を連発して話題となっています。 このドメーヌはアンリ・ペロ・ミノから1993年に息子のクリストフの手へ渡ったため、 現在市場には両名義のワインが存在しています。 クリストフはピノ・ノワールの神様と呼ばれているアンリ・ジャイエの最後の弟子と言われ、 ジャイエから学んだ数々の技を自身のワイン造りに活かしています。 クリストフは優れた葡萄を造るために、間引き、グリーンハーベストや化学肥料や殺虫剤の不使用を実践。 そして葡萄へのダメージを避けるため、収穫は必ず手摘みで行います。 醸造の最大の特徴は10〜14日間にわたって行われる、2度という極低温での低温発酵。 これによってアントシアニン(色素)がマスト(醪)中に効率的に溶出し、色調の濃いワインになります。 リッチさをそのまま出すために、無清澄、ノンフィルターで瓶詰めされます。 新樽率はグラン・クリュ100%、プルミエ・クリュ50〜100%、村名30%です。 また、クリストフはブルゴーニュ好きがにやりとしてしまうような、特殊なキュヴェを造っています。 このモレ・サン・ドニには3つのグラン・クリュと接したアン・ラ・リュ・ド・ヴェルジという畑を持っています。 ここは、クロ・ド・タール、クロ・ド・ランブレイ、ボンヌ・マールという3つのグラン・クリュ接しており、 それらと似通った土壌を持っていると言えるでしょう。また、ボンヌ・マールに隣接している シャンボール・ミュジニー・フエ、ミュジニーに隣接しているラ・コンブ・ドルヴォーもプルミエ・クリュですが、 実質的にはグラン・クリュに匹敵する酒質と地質を備えています。ジュヴレイ・シャンベルタン特級の マゾワイエール・シャンベルタンは通常知名度の高いシャルム・シャンベルタンを名乗りますが、 ペロ・ミノはこれをそのままマゾワイエール・シャンベルタンとしてリリースしています。 1999年には引退を決意したヴォーヌ・ロマネの重鎮アンドレ・ペルナン・ロサンから リシュモーヌやシャン・ペルドリを託されたことでも注目を浴びました。
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