2008年5月にロバート・パーカーの テイスティングセミナーが日本で開催されました。 テーマは「偉大なる2005ヴィンテージのボルドー」 パーカー本人が選んだお気に入りワインをテイスティングしながら、 2005年というヴィンテージ語るというもので、 そのセミナーで振舞われたのがこのワイン でした。 「05年のボルドーは過去の経験の中で最高のヴィンテージ。 偉大な年には多くの畑で偉大なワインが生まれる。 1982年には35〜40本しか偉大なワインがなかったが、05年には250以上あった。」と、 パーカーが世に出るきっかけとなった82年と比較したました。 そんな偉大なヴィンテージ2005年のなかでも パーカーのお気に入りが 「CH.ラネッサン」 「長い歴史のなかで、常に安定したクオリティを保ち続けてきた優良なシャトー。 カベルネ・ソーヴィニヨンを軸とした力強いワインを造り続けている。」と 紹介しました。 やや地味なシャト—ですが、パーカーは1990年代からほぼ毎年 テイスティングを続けており(一番古いものは1906年!)、 いかにこのワインを気に入っているかがわかります。 赤〜紫色の果実の凝縮した香りのなかに 鉄、鉛筆の芯のニュアンス。 甘草が余韻に香ります。 グレートヴィンテージらしく質・ボリュームともに満点!!
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パーカーも絶賛シャトー! お手頃で長熟も可能なシャトー・ラネッサン! ダークベリー、チェリー、カシスなどの果実のアロマに、 オレンジピールを思わせる爽やかなニュアンスがあります。 クリーミーな舌触りでタンニンもキメ細やか。 口にした瞬間 「あ、美味しい!」「いいね〜!」という声があちこちから上がりました。 でも皆が美味しいといったからといって、 決してイージーなワインということではありません。 ボルドーらしい品格もきちんとあります。 でもなぜだか皆が共通して一瞬で「美味しい」と思う味わいなんですね。 整った酸、なめらかなタンニン、熟した果実味、 この3つが本当に高いレベルで均等にまとまっているからなんだと思います。 グランヴァンほどのスケール感や重厚感はないものの、 非常に好感が持てる味わいです。 素直に美味しく飲めますし、そしてどんな食べ物にもよくなじみます。 ラネッサンはそんな庶民派ハイクオリティワインの代表といえるでしょう。 合わせるならおすすめはカマンベールチーズや煮込み系のお肉料理。 ラネッサンの上品な味わいが旨みをより引き出してくれます。 ちなみにパーカーは日本のある講演会で ラネッサンをお気に入りワインとして紹介しております。 「メドックのワイン格付けをやり直せば、おそらく5級シャトーの 地位が真剣に検討されるワインである」と著書『ボルドー』でも紹介しています。
サン・ジュリアンの優良シャトー、タルボのオーナーである ティエリー・ルストマン氏が手がけるこのシャトー・セネジャック。 彼がセネジャックを所有してからは、ワインの品質がグンと向上。 2003年6月のクリュ・ブルジョワ格付け見直しの際には、 わずかに9シャトーというクリュ・ブルジョワ・エクセプショネルに次ぐ、 クリュ・ブルジョワ・シュペリュールに格付けられました。 本家タルボはサン・ジュリアンの格付けシャトーとしての期待に応えるよう、 そうそう気軽にスタイルやテイストを変えてしまう訳にはいきません。 タルボではできないような色々な冒険ができる分、 セネジャックへの思い入れが強いとのこと。 タルボを思わせるクラシックの中にも柔らかさを取り込んだスタイル。