一見すると花札のような、オリエント趣味あるいはジャパネスク的な雰囲気のラベルと、“Jour de Soif”(渇きの日)という意味深なネーミングが気になりますが、中身は極めてオーソドックス。透明感あふれるイチゴのような果実味が中心に感じられます。カベルネ・フランを用いていますが、完熟してから収穫するため、青臭さはちっともありません。 飲んでからしばらくしてやっと気付いたのですが、このワインは”Vin de Soif”(飲みやすい、喉の渇きを癒すためのワイン)を意識して造られた物だったのですね!・・・我々の精神を癒すためのワインだと考えれば、そのラベルデザイン、ネーミング、そしてワインのテイスト自体のイメージが全てひとつにつながって理解できます。 このワインはボトルにはっきりと無清澄、無濾過、SO2不使用と書かれており、ビオロジック志向であることが明確に打ち出されています。”Vin de Soif”特有の自然体の優しいテイストを生み出すためには、ビオと考え方は不可欠なものであり、精神的な「癒し」を求められる現代社会のニーズとして、このようなワインの需要が増えていくのでしょうか。
さらに詳しく見る