「オーナーのアルフレッド・テスロン氏はボルドー左岸において、 この10年間で最も注目すべき大転換を行ってきた一人である。 ポンテ・カネのクオリティの上昇はすでに第五級を超えている。 CH.ムートン・ロスチャイルドやCH.ラトゥールのようなポイヤックは 値段が非常に上がっているが、ポンテ・カネはパワフルで、 長期熟成に耐えるとても丁寧なつくりで、砂利質の厳しい土壌をよく表現している」(ワインスペクテイターHPより) ポンテ・カネの畑はシャトー・ムートン・ロスチャイルドの向かい という絶好のロケーションにあります。 優れたテロワールを持っていますが、その真価を発揮できたのは ここ最近になってから。 1975年までオーナーを務めていたクリューズ社は、 クオリティを無視したワイン造りを行っていましたが、 ギー・テスロン氏(著名なコニャック商人)が買い取ってからは 見違えるような高品質のワインを造り出しています。 その息子で現在のオーナー、アルフレッド・テスロン氏は 畑とセラーに多額の投資をして環境を整備し、 出来上がった葡萄にも非常に厳しい選果を施した結果、 1994年ヴィンテージからはポイヤックで最も注目される ハイパフォーマンスワインになりました。 凝縮した果汁、熟したタンニンを持ちながら、折り目の正しい ディテールとフィネスもあるバランスの取れたポイヤックスタイルが人気。 現在はビオディナミを推し進めており、 テスロン氏の改革はまだ止まりそうにありません。
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「現在、ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドは間違いなく 最も人気が高く、1978年以降ポイヤックで最も一貫して秀逸な ワインとなっており、ヴィンテージに よっては一級の品質を示すこともある」 (『ボルドー第4版』より) ピッション・ラランドの流儀は「アタックはあくまでデリケートに。 しかし中間から一気に広がってくるの圧倒的なヴォリューム感 そしてフィニッシュには遠慮しない。」 そのエレガントなスタイルは、男性的なピション・バロンと比較され、 貴婦人のようと形容されます。 2008年も、たっぷりとしたベリー系の果実味と、 コーヒーや下草のような引き締まった風味が鮮やか。 驚くほどピュアで、良質なテクスチャ、フルボディ。 20〜30年の熟成が理想的ですが、 鮮やかな若々しさは、ずっと持続するでしょう。
1855年の格付け時に5級だったにもかかわらず、 ときに「スーパーセカンド」とも呼ばれるランシュ・バージュ。 畑は北側のムートン・ロスチャイルドとラフィット・ロスチャイルド、 南側のピション・ラランドとピション・バロン、ラトゥールの中間にある 抜群のポジション。 ワインのスタイルは元気いっぱい、開放的、率直、明快。 難しいところがなくとっつきやすいけれどポイヤックらしさや品格は 失いません。「貧者のムートン・ロスチャイルド」とも評される実力派。 2008年は2000年以降で最も優れた出来栄えという評価も! 濃くいきいきとした果実味に加え、 良く熟したタンニンが全体を引き締めています。 比較的早飲みで、2013年から2030年まで飲み頃が続きます。
クレール・ミロンやダルマイヤックは一級のムートン・ロスチャイルドと同じオーナーですが、 ファミリーのなかでも最も外交的なワインといわれているのがクレール・ミロンです。 畑はムートン・ロスチャイルドとラフィット・ロスチャイルドの間という絶好のロケーションにあり、 1980後半からは「格上げされるべき」と賞賛される秀逸なワインを生産しています。