サヴィニー・レ・ボーヌは質の高いワインが生産される村ですが、ヴォーヌ・ロマネやジュヴレ・シャンベルタンのようなグラン・クリュ(特級)が無いため、どことなく地味な存在です。ブルゴーニュワインラヴァーが目をつけるのは、こういうワイン。 「シャン・シュヴレ」はサヴィニー・レ・ボーヌのプルミエ・クリュ(一級)です。つまりグラン・クリュが無いサヴィニー・レ・ボーヌでは、ここがトップクラスの畑ということです。 そのうえ、この畑はトロ・ボーのモノポール(単独所有畑)。葡萄の栽培から醸造まで全てにおいて、トロ・ボーのスタイルが100%表現されるワインと言えます。 ナタリー・トロ女史は「シャン・シュヴレはとてもエレガントなワインが出来る」と言います。澄み切った果実とテロワールの風味を秘めた上質なワインです。
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これはまた通好みのワインですね。 トロ・ボーの白ワインと言えばコルトン・シャルルマーニュを造っていますが、 その味わいが感じられるのか? その答えはご自身でコルクを抜いて確かめてください。 コルトン・シャルルマーニュは長熟させて飲むことが有名ですが、 このブルゴーニュ・ブランは比較的早く飲めるワイン。 しかしこれを熟成させるのもおもしろいでしょう。 ACブルゴーニュ特集 トロ・ボーはショレイ・レ・ボーヌ村にあるドメーヌです。1880年に植樹して栽培を開始しした長い歴史があり、ピュアな果実味を表現する造り方をしています。ブルゴーニュでドメーヌ元詰めを初めて行ったのはマルキ・ダンジェルヴィルですが、トロ・ボーでもそれと並んで古い1921年からドメーヌ元詰めを行っています。 ショレイ・レ・ボーヌ村では間違いなくトップクラスの造り手で、マスター・オブ・ワインのセレナ・サトクリフ女史が「ショレイ・レ・ボーヌの名前を世間に認めさせているのはトロ・ボーだ」というくらいなのです。 トロ・ボーのワインはボトルが寸胴型に太くなっており、ネックは細く長くなっています。この変わった形状のボトルは、「セラーで見つけた100年前のボトルをコピーしたもの」だそうですが、この形を採用した理由は「ボトルが太くなっているのはラベルを貼りやすくするため」ということと、「ネックが細くなっているのはコルクとの密着性を高めるため」だそうです。熟成させることを前提としてワイン造りを行っているトロ・ボーならではの工夫ですね。