五大シャトーのなかで唯一グラーヴ地区から選ばれたオー・ブリオン。ボディが厚く、タイト。ポテンシャルが十分に発揮されるまでに長期熟成を要する伝統的な造りは、押し出しの強いラ・ミッションと対照的。またときにメルロがカベルネ・ソーヴィニヨンより多くなるアッサンブラージュも独特のもの。余韻に混じる動物的なアロマが独特のふくよかさを醸しだします。 「この偉大な一級シャトーは世界で最もエレガントで、アロマの複雑なワインをつくっている。この点に関しては、様々な反論があり得るだろう。1980年代初め以降、オ=ブリオンほどの一貫性と、輝かしい品質を示すシャトーはほかにない。」(『ボルドー第四版』より)とロバート・パーカーは評しています。
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パーカー氏、ペッパーコーン氏が、 「アンリ・ジャイエのブルゴーニュワインを思わせる」と表現する、 サン・テミリオンの無名シャトーの掘り出しワイン! メドック的な味わいとブルゴーニュ的なアロマが調和する、他にはない味わい! サン・テミリオン 特別級 サン・テミリオンの街に面したコート地区の斜面。 CH. ベレール、 CH.マグドレーヌといった有名シャトーと並んで最高の場所に位置しています。 ナポレオン三世の下の大臣であったポエール・マーニュによって始められたシャトー。 1868年には、早くも第1特別級になっています。 (1955年までの格付け制度では、特別1級は現在の特別級と同等にあたるものでした。) 1956年以後、2002年まではフランソワ・ロダンが管理し、 以降はジャン=フィリップ・カイユが所有、サン・テミリオン特別級の再生に向け、 努力を始めており、今後の更なる活躍と変貌が期待されています。 このシャトー、ロバート・パーカー氏も 「コート(サン=テミリオンの丘)と呼ばれる斜面に位置するラロゼが、 サン=テミリオンでは最も知名度が低く、宣伝されたこともないワインの1つである。」 とはっきり言ってしまうほど、その名前が知られていない地味なシャトー。 しかしながら、同様に、 「そのワインの質の高さが知られるようになるにつれ、必然的に有名になってきた」とも評価しています。 ワインが造られる西側の傾斜地に広がる畑は、約9.3ha。 日差しが最大限に当たる中腹の畑と、少し暖かい下方の畑の二種類を所有しており、 二つの畑から収穫したブドウ比較し、最も良い比率でブレンドすることで、 最高のワインが生み出せるよう工夫されています。 また、サン・テミリオンのワインとしては、 かなりカベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高い(約20%)のもこのシャトーの特徴。 少しメドック的なニュアンスも感じられる、他にはないサン・テミリオンワインなのです。