特級格付け第一級のCH.マルゴーのセカンドラベル。 ファーストキュヴェがよりカベルネ・ソーヴィニヨン主体にシフトしてきたため、 それにまわされていたメルロがセカンドであるパヴィヨンに入り、 パヴィヨンの品質も劇的に高まってきました。 ファーストキュヴェのように何十年も熟成してからでもいいですが、 10年以内くらいの程良いタイミングで開けたいワイン。
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2006年ヴィンテージがガンベロ・ロッソ誌において 最高評価のトレ・ビッキエリ(=3グラス)2010を獲得しました! サンジョヴェーゼ100%から造られるフェルシナを代表するワイン。 1983年の初ヴィンテージから高い評価を獲得し、 サンジョヴェーゼの個性とフェルシナの“テロワール”を 存分に反映させたワインです。 キャンティ・クラシコというよりむしろ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノに近いコシと深み、 厚いタンニン。 古くから伝わるフォンタローロの畑はキャンティ・クラシコ地区の ボーダーの内外の両方に位置し、 DOCGキアンティ・コッリ・セネージの区域にもまたがる畑のブドウも 使用するため、IGTトスカーナ を名乗っています。 その地からはブルネッロ・ディ・モンタルチーノの村がよく見渡せ、 味わいに見るように、その関連性を思わせます。 ブドウの樹の樹齢は非常に高く、50年以上のサンジョヴェーゼの樹も。 手摘みで丁寧に、厳選しブドウを収穫。 パンチング・ダウンしながらのマセラシオン後は、 マロラクティック発酵が行われ、 キュヴェごとにバリック樽で18〜20ヶ月熟成を行います。 力強さとエレガントさを両立させた、完成度の高いスタイルを見せてくれます。 優良ヴィンテージには20年以上の熟成にも耐えうるだけの ポテンシャルを備えたワインとなります。
メドック格付4級シャトー・マルキ・ド・テルム。 資金投入を行い、セラーを近代化、またセカンドワインを導入することによって、 クオリティが大きく向上したマルキ・ド・テルム。 畑はカントナックとマルゴーの立地のよい場所に位置します。 濃い色合いに、黒果実やプルーン、花のアロマ。 10年以上もの熟成を経ており、優れたバランス、 アロマティックなタンニンに、マルゴー村らしい シルキーな口当たりが楽しめます。 今がまさに飲み頃のマルゴーワイン! ぜひこの機会にお楽しみください。
ラグランジュは確かに手堅く安心感があるけど優等生すぎて面白みに欠ける・・・ なんて思っている方、それは日本企業が所有しているという先入観からくる 勘違いというものです! ラグランジュのテイストはいつまでも意外性とマジックに溢れるもの! とくに時間を経たボトルは・・・。 2008年11月、CH.ラグランジュの会長ブルーノ・エイナール氏と 副会長椎名敬一氏が来日し、両者を招いてのスペシャル・テイスティングが ワインショップ・広尾店にて行われました。 私もその場に行きましてテイスティングしたのですが、 特に印象に残ったのが1996と1999でした。 1996は飲み頃ど真ん中といった風で、エッジはやや茶色を帯びており、 タンニンと旨みがとろけ出し、見事に調和していました。 鼻腔をくすぐる妖艶な香りと長い余韻には思わず含み笑いがもれました。 そして1999年。これはあと2〜3年したら1996のようになるのだろうな、 と想像させる同じようなキャラクターがありましたが、 まだ目の詰まったタンニンと酸を残していました。 若々しすぎず、ちょっと飲みやすくなったこのくらいが好きな方も 多いかもしれませんね。でも熟成ボルドー好きとしてはあとちょっと待ってみたい、 そんな期待を抱かせるヴィンテージでした。 迷わず買うべきでしょう。
「絶妙なエレガンスとフィネスの組み合わせは、 トロピカルフルーツ、特にパイナップルやいくらかのマンダリン・オレンジ、 それから隠そうとしても隠しきれないシトラスやスイカズラの趣を思わせる。 ミディアムからフルボディで、良好な甘みと素晴らしい純粋さがある。向こう10〜15年で飲むこと。
「甘い熟したカラント、チェリー、ベリーと混ざり合ったミネラル、燻煙、新樽が競い合う、やわらかい、単刀直入な、心地よいワインだ。向こう8〜10年で飲むこと。最終試飲年月:2002年3月」(『ボルドー第4版』より)
皇太子妃の雅子様が皇室に嫁ぐ前の最期の晩餐で ご家族と一緒に飲んだということでも有名になったワインですが、 濃密でまろやかな果実味がストレートに 訴えかけてくるような、わかりやすい美味しさが魅力です。 12年の熟成を経たこちらは、スパイシーな熟成香と ベルベットのようなしなやかな味わいに変化しています。 シナモンやクローブなどのスパイスのニュアンスが 溶けだし、甘く複雑な味わいを醸し出して絶妙な美味しさ! 今まさに飲み頃、CPの高いボルドーワインです。
一般的にはポタンサックと呼ぶようですが、現地の方言ではポテンサックと呼ぶそうです。 このシャトー、実はCH.レオヴィル・ラス・カーズのオーナー、ドゥロン家が所有する シャトーで、力の入れ方も半端ではないやり方。 実際に、2005年4月号の「デキャンター」誌において、 世界で最も難しいワインの資格と言われる“マスター・オブ・ワイン”の方々、 計6名の投票により「最もお買い得なボルドーワイン」を選ぶという企画でも、 このシャトー・ポタンサックはなんと最高得点を獲得したのでした。 骨格がしっかりし、鉄分とミネラルがたっぷり感じられますが バランスが良いために、まとまったしなやかなワインとなっています。 ラス・カーズファンだけでなくとも、セラーに入っていれば嬉しい熟成が期待できる1本です。 ロバート・パーカー氏も 「熱心なボルドーの愛好家なら試さなければおかしいとさえ言える 高品質なワインである。(抜粋)」と述べています。
これぞ穴場的なアペラシオン、サヴィニー。 サヴィニ・レ・ボーヌとは「ボーヌの傍ら」という意味だそう。 「何で皆サヴィニーを知らないんだろう・・・」とバイヤーがこぼす 魅惑のアペラシオンなのです。 ブルゴーニュのなかでも特に繊細な酸、タンニン、 エレガントでスマートなスタイル。
特級格付5級ながら、知名度があまりなかったカマンサック。 しかし、1967年にフェルネール家に変わって以降、 しなやかさと果実味が強調された高品質ワインに変貌しました。 10年以上の熟成を経て今がちょうど飲み頃です。
ペトリュスのオーナーファミリーのためだけに 造られていた超スペシャルキュヴェ! オーナーは、レオヴィル・ラスカーズやネナン、ポタンサックを所有するジャン・ユベール・ドロン氏。 ラサールは、ユベール氏の祖父が畑を購入し、 ペトリュスのオーナー ファミリーであるジャン・フランソワ・ムエックス氏の ためだけに造られていたスペシャルキュヴェ。 ドロン氏が愛情を注ぐポタンサックは格付けシャトーではないながらも、 特級並みのクオリティとして人気を集めており、あのロバート・パーカーも 「熱心なボルドーの愛好家なら試さなければおかしいとさえ言える 高品質なワインである」(『ボルドー第四版』)とコメントしているほどですが、 そのポタンサックと同等のクオリティを持つラサールも、 端正でバランスのとれた造りが魅力的なワインです。 透明感のある縁は明るいガーネット。 カシス、プラム、イチジク、レーズンなどの紫系果実のアロマに 、シナモン、モカ、腐葉土、森の下草など熟成感を感じる香りが混じる、 ボルドーらしい落ち着きのある味わい。 また、紅茶、カカオ、タバコなどのブーケが混じり、 複雑ながらホッとするような温かみのある味わいになっています。 全体的にしっかりとしたタンニンや酸が残っている男性的なスタイル。 今後数年の熟成ポテンシャルも感じさせるしっかりとした酸と骨格があり、 まだ枯れた感じはありません。 円熟したなめらかな口当たりのなかに、存在感のある果実の味わいと 凝縮した旨みが感じられ、奥行きのある味わいになっています。 塩コショウでシンプルに味付けしたお肉料理にも、 ビーフストロガノフなどの煮込み系にも合います。 チーズならブルーチーズと相性が良いでしょう。
サン・ジュリアンの優良シャトー、タルボのオーナーである ティエリー・ルストマン氏が手がけるこのシャトー・セネジャック。 彼がセネジャックを所有してからは、ワインの品質がグンと向上。 2003年6月のクリュ・ブルジョワ格付け見直しの際には、 わずかに9シャトーというクリュ・ブルジョワ・エクセプショネルに次ぐ、 クリュ・ブルジョワ・シュペリュールに格付けられました。 本家タルボはサン・ジュリアンの格付けシャトーとしての期待に応えるよう、 そうそう気軽にスタイルやテイストを変えてしまう訳にはいきません。 タルボではできないような色々な冒険ができる分、 セネジャックへの思い入れが強いとのこと。 タルボを思わせるクラシックの中にも柔らかさを取り込んだスタイルで、 その扱いやすいテイストからレストランでも重宝される銘柄。 長期熟成を経た今まさに飲み頃を迎えています。