ご存知ジャン・ピエール・ムエックス社が所有するCH.オザンナ。 1999年がファーストヴィンテージですが、続く2000年でいきなり伝説となり、 2001年で早々と伝説を塗り替え、この2003年でカリスマとなったシャトーです。 2003年という稀有なヴィンテージで成功したポムロルのシャトーは 残念なことに数えるほどしかありません。しかしジャン・ピエール・ムエックス社の シャトーは軒並み大成功。このCH.オザンナも例外ではないのです。 複雑で多彩な要素をうまくまとめているのは濃厚な果汁。 あらゆる要素が綺麗に、渾然一体になっている! しかし決してジャムのように煮詰まった感じはなくフレッシュ感を感じます。ため息の出るような美しさ。 実は非常に希少なワインで、僅か1500ケースという生産量はCH.ペトリュスの1/2〜2/3程度。 テイスティング時に、このオザンナには驚かされました。 どのようにしたらここまでしなやかに、そしてエレガントに ボルドーワインを作れることができるのだろうか、と。 ピュアな果実味が特徴ですが、余韻に残る味の深さは CH.ペトリュスを彷彿とさせます。 飲んだことが無い方は手を出しにくい価格かもしれませんが、 一度飲んでみると、この価格がお買い得であることがお分かりいただけると思います。
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元バローロの「スペルス」。 単一畑の元バルバレスコ「ソリ・サン・ロレンツォ」や 「ソリ・ティルディン」等と同様に、このワインも 1996年にDOCランゲに格下げされたワインの一つです。 イタリアワインの帝王ガヤのフラッグシップワインは、 「バルバレスコ」。 ガヤ家の知恵と技術、伝統、そして情熱の結晶はバルバレスコであり、 畑名も何も付かない「バルバレスコ」にこそ ガヤの全てが集約されている。 その思いから、1996年ヴィンテージ以降、 ガヤラベル唯一のDOCGは「バルバレスコ」となり、 それ以外の元バローロや元バルバレスコは DOCランゲに格下げとなったのです。 とは言っても、それはあくまで法律上の格付けの話。 消費者は格下げされたワインが 偉大なバローロ、バルバレスコであることを知っています。 それは、その後もこれらのワインが 高い評価を受け続けていることからも明らかです。 スペルスは濃厚で複雑な香りの中に、 ほのかにトリュフとリコリスの香りが感じられます。 しっかりとした骨格のフルボディで、濃い果実味の中に ネッビオーロの純粋なタンニンと酸が感じられる上質なワイン。 30年もの熟成に優に耐えられるガヤ単一畑のワイン。 ぜひ、大き目のグラスでゆっくりとお楽しみください。
最高の熟成環境にあるパリの星付きレストラン“タイユヴァン”の熟成用セラー蔵出しワイン! モンティーユは、ポマール、ヴォルネイを造っていますがどちらも最上級のワインです。 ポマールは非常に長命(熟成向き)のワインですが、 中でもこの「リュジアン」という畑は、ポマールの中でも良い葡萄が造られる畑として知られています。 他の生産者からも、ワイン業界の関係者からも絶大な信頼と人気を集めています。
ニュイ・サン・ジョルジュってなかなか表舞台には出てこない村なのですが、 立地的には申し分なく、良いワインが生産されていることで有名です。 そして「リシュモーヌ」と聞いてピンとくるあなたは、なかなか古くからのワインラヴァーですね! そう、あれです。アンドレ・ペルナン・ロサンがクリストフ・ペロ・ミノに託した伝説的な畑。 ペロ・ミノのスタイルを身近に感じるなら、こういったワインが面白い。
ピエモンテ州産、バルベラ種を85%以上使用した バルベラ・ダスティ。 ミディアム・ボディーで、プルーンやブラックチェリーなどの 熟した果実の豊潤で生き生きとした味わいが広がります。 辛口ですが、酸のバランスが良く、 フルーティーさとクリーミーな舌触りが一体となっています。 アーモンドやトーストの香ばしさとミントのニュアンスの 溶け込んだ香りとともに長い余韻が続きます。
ボノー・デュ・マルトレイは、グラン・クリュしか所有していない造り手。 こんなドメーヌは、他にはドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティしかありません。 ちなみに所有している11haの畑はコルトン・シャルルマーニュ9haとコルトン2ha。 9haという畑を所有し、ボノー・デュ・マルトレイの看板商品といえる コルトン・シャルルマーニュは、類稀なテロワールとオーナーである モリニエール伯爵の知恵と情熱の結晶です。 葡萄樹の平均樹齢は70〜80年と高く、収穫の際にはトラクターの代わりに 馬を利用し、すべての作業は人の手によって行われます。 また、1株に6房以上にならないように生産量をコントロールし、 良年・不良年に関係なく180樽以上は造らないという徹底主義を貫いています。 最高のテロワール、そしてそれだけではないたゆまぬ努力と愛情が 史上最高ともえいるこのコルトン・シャルルマーニュを生み出しました。 やや強めのペールイエローで、爽やかな木々の香りと甘い花の香りが交錯する。 良ヴィンテージの恩恵を受け、凝縮感のある果実味、リッチで深みのある味わい。 アフターが長く、バランスに優れています。
白ワイン(シャルドネ)の造り手というイメージのコント・ラフォンですが、 赤ワインのヴォルネイも造っています。 ムルソーあたりの畑とワインの名称はやや複雑になっており、 ムルソーの「サントノ」の畑から造られる赤ワインは 「ヴォルネイ・サントノ」のラベルを貼られて出荷されます。 本来、ピュアで優しい繊細なスタイルのヴォルネイですが、 コント・ラフォンのヴォルネイは、濃い色調と深いタンニン、 ブラックベリー、黒スグリ、チェリーなど、黒系果実のアロマは、どの「ヴォルネイ」よりもパワフル。 それでありながらエレガンスを忘れないところがコント・ラフォン流。 エイジングポテンシャルは10〜20年。
シャトー・マゼリは、1769年より続く非常に歴史あるシャトー。 ボルドー右岸地区のワインの中では、最も熟成に適したエリアといわれるACカノン・ フロンサックのサン・ミッシェル・ド・フロンサック村に位置しています。約14haの畑にメルロと カベルネ・フランを栽培しており、年間の生産量は僅か4500ケースという小さなシャトー。 さてその味わいはというと・・・柔和で女性的な印象の熟成ボルドーといった趣。 熟成しすぎていないこなれた味わいをお好みの方におすすめです。 スタッフの例え「大人の雰囲気を醸し出し始めたかつての甘えっ子」が絶妙でした! 中程度の濃さのルビー色。 プラム、カシス、ざくろ、イチジク、ブラックベリージャム、カカオ、コーヒー、スパイスのニュアンス。 飲み進むにつれてキノコや醤油を思わせる熟成香が出てきます。 リリース直後の煮詰めたような甘い果実味は8年の熟成を経てまるみのある果実味に変化。 エキス分たっぷりのなめらかトロリとした飲み心地。酸味が綺麗に溶け込んでいて目立たないので、 酸が苦手な方にもおすすめです。 鴨すき、ジビエ、ローストしたお肉、シチューなどの煮込み系、カシューナッツとピーマンのオイスター炒め、 肉じゃが、酢豚など、お肉料理全般と相性抜群!
良年飲みに作られる、ヴィンテージの個性とメゾンのスタイルを見事に融合させたキュベ。 2003年は寒くて雨の多い冬と春の霜、7月の雹と8月の猛暑という、非常に複雑な気候に見舞われました。 そんな天候の中、テロワールを信じ努力し続けた結果がこのワインです。 ピノ・ノワールの力強さとシャルドネの豊かさを備えたバランスの取れた味わいです。
キャンティ復興の初期から精力的に動いた造り手がカパンネッレ。 キャンティ・クラシコの南東部に位置する小さな街、 ガイオーレ・イン・キャンティの小高い山の上にカパンネッレはあります。 ローマ在住の実業家ラファエル・ロセッティ氏が1972年にこの土地の農家を買い取ったことにより始まりました。葡萄畑は16haと小規模なブティックワイナリーですが、知名度は抜群。 ラインナップはD.O.C.G.「キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ」と、 サンジョヴェーゼ主体のV.d.T.「ソラーレ」、 白ワインの「シャルドネ」、そして有名な「50&50」があります。 「50&50」はカパンネッレとアヴィニョネージの食事会のときに、 遊び心で両者のワインをブレンドしたのがきっかけとなって誕生したという珍品。 カパンネッレのサンジョヴェーゼ50%とアヴィニョネージのメルロ50%から成ります。 この「ソラーレ」もはじめはトスカーナの有名レストラン、 エノテカ・ピンキオーリのためにボトリングしていたものを 1996年ヴィンテージから一般向けにリリースし始めたものです。 サンジョヴェーゼ80%とマルヴァジーア・ネラ20%を用いたニュースタイルのワイン。 複雑なアロマが特徴的。
フェルシナが持つ11の畑のうちわずか6haの「ランチア」という畑からは 特別良い葡萄がとれるということで、単一畑のワインとしてリリース しています。 優良年にのみ仕込まれる特別なリゼルヴァで、約20年の 熟成ポテンシャルを秘めています。 その印象は一言で言うと「柔能く剛を制す」。 旨味だけ掬い取ったかのような味わい深さ、柔らかく包み込まれるような 心地よさは、力強いワインからは得られない安心感があります。 輝くルビーレッドの色調。ワイルドベリーなど赤い果実の香りが主ですが、 バニラやファッジの甘いニュアンスもあります。非常にシルキーで なめらかな舌触り、余韻に程よい酸味とコーヒー、ハーブ、スパイスの ニュアンスが残り印象的。 ふんわりと口中に広がりますが、チョーク質の土壌に由来するミネラルが 柔らかさのなかにも独特の固体感を生み出しています。 単一品種とは思えない複雑さ、奥行き、エレガンスは、 あのモンテヴェルティネとも共通していると感じました。 サンジョヴェーゼ100%を追求するフェルシナの真髄ここにあり。
山形の一大観光スポットであり、東北を代表するワイナリー、「高畠ワイナリー」。 ブドウのほとんどは50軒もの契約栽培農家から仕入れたもの。 各農家と密な関係を築くことで質の高いブドウを生み出しています。 2005年からはナイトハーベストを導入するなど、 クオリティ向上のため、様々な試みを行っています。 嘉シャルドネ樽熟成は、熟成用タイプの原料基準を満たしたシャルドネだけを房選りし、 健全な発酵後フレンチオークのミディアムローストで12ヶ月間の樽熟成を行い、 瓶詰めしたワインです。 熟成を感じさせる黄金色に輝き、グレープフルーツやハーブの香りが特徴的。 樽香のバランスも良好で、なめらかな舌触りが印象的な白ワインに仕上がりました。 酸を基調としたボディ感を備えているバランスの良い辛口白ワインです。
ペトリュスをはじめ、ボルドー右岸のスパーシャトーを多く所有する ムエックス氏。レ・ロゾーとはクリスチャン・ムエックス氏の家の名前です 直訳すると「葦」)。 このワインのやわらいヴォリューム感のあるエレガントな佇まいは、 ドルドーニュ川の優雅な流れを想起させます。 ムエックス氏のセレクトによって造られており、プ ライヴェートキュヴェとも言えるこのワインは、 リーズナブルながらサン・テミリオンの魅力を 十分に堪能することができます。