「確かなことは、ラフルールは依然として、常にペトリュスに迫り、時にはそれをしのぐことさえ出来るポムロールで唯一のワインであるということだ。故ジャン・ピエール・ムエックスでさえ、かつてそれを認めたことがある。ラフルールがどの点でもペトリュスに匹敵する、並外れたワインであることを知ることができるまで、何度も2つのワインを並べて味わうことができた私は幸運だった。アロマの観点から言えば、ラフルールは多くのヴィンテージでペトリュスよりも複雑である。これは間違いなく樹齢の高いカベルネ・フランのおかげである。」(『ボルドー第四版』)
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2006年シャトー・ムートン・ロスチャイルドの栄えあるアーティストに選ばれたのは、 世界的に有名な現代具象派の画家、ルシアン・フロイド氏。 今日では具象派の画家として知られているが、初期の作品は 「人々や植物などが不自然な形で隣り合っている」風変りな作風のものだった。 2006年シャトー・ムートン・ロスチャイルドのために描かれた作品もまた、 これに近いと言えるだろう。 生き生きと湧き出るように伸びるヤシの木は『ブドウの株』を表し、 とても嬉しそうにヤシの木に近づくシマウマは食いしん坊に見え、 私たち『ワイン愛好家』を表している。 一目見ただけで心がパッと明るくなるワインを飲む喜びが 陽気にエキゾチックに表現されている。
著名なワイン評論家、ロバート・パーカーに 「世界で最も凝縮感のある豊かでタニックなフルボディのワインの1つ」 と形容されるラトゥール。 ヴィンテージを問わず表現される濃い色調、濃厚なタンニン、 スギやヒノキといった特徴的なアロマがラトゥールらしさを印象づけています。 プリムールにおいても五大シャトーのなかで頭一つ抜き出た価格を提示し、 不変・不動と思われた一級シャトーの平穏と序列に揺さぶりをかけています。
五大シャトーのなかでもエレガントで女性的と評されるのがシャトー・マルゴー。 1855年の格付け当時から五大シャトーの先頭を争う高貴なワインです。 支配人のポール・ポンタリエ氏はシャトー・マルゴーを 「ベルベットの手袋のなかの鋼鉄の拳」という表現をしています。 女性らしいと形容される理由は並外れたタンニンのしなやかさによります。 柔和で優しく香り高い。そのマルゴー特有のエレガンスを最大限に引き出すため、ここ10年間でカベルネ・ソーヴィニヨンの比率を高める方向にシフトしています。新樽率は100%。 2006年はカベルネ・ソーヴィニヨンは90%に達しました。全生産量のうちわずか36%がファーストキュヴェへまわされ、54%がパヴィヨン・ルージュ、残りは売却。 「2005年の直後にグレートヴィンテージが来るとは誰も思わないでしょう。でもシャトー・マルゴーではそれが起きている。要求されるもの(クオリティ)は毎年高くなるし、それに確実に応えなければならない。これらはそのために必要な施策なのです」と総支配人のポール・ポンタリエ氏。 「カベルネ・ソーヴィニヨン90%、メルロ10%という構成は1996年と似ている、しかしノーズにはより甘くうっとりとするような果実味がある。大きく、タニックな濃厚さが、ものすごい純度、力強さ、エレガンス、ミネラルと花の構成要素をを際立たせている」(e robert parker.com より引用)
五大シャトーのなかで唯一グラーヴ地区から選ばれたオー・ブリオン。ボディが厚く、タイト。ポテンシャルが十分に発揮されるまでに長期熟成を要する伝統的な造りは、押し出しの強いラ・ミッションと対照的。またときにメルロがカベルネ・ソーヴィニヨンより多くなるアッサンブラージュも独特のもの。余韻に混じる動物的なアロマが独特のふくよかさを醸しだします。 「この偉大な一級シャトーは世界で最もエレガントで、アロマの複雑なワインをつくっている。この点に関しては、様々な反論があり得るだろう。1980年代初め以降、オ=ブリオンほどの一貫性と、輝かしい品質を示すシャトーはほかにない。」(『ボルドー第四版』より)とロバート・パーカーは評しています。 世界的な需要が高く、この価格では入手できなくなることが容易に予想されます。
「ピエーヴェ・サンタ・レスティトゥータ」。 これは、イタリアワインの帝王ガヤが、トスカーナに所有するワイナリーです。 彼はここで、大変質の高いブルネッロ・ディ・モンタルチーノを生産しています。 1994年、ガヤは初めてピエモンテ以外のワインを造ることを決めます。 そこで選んだのがモンタルチーノの土地でした。なぜ・・・? それはイタリアにおいて最もメジャーなブドウ品種である 「サンジョヴェーゼ」が最もその姿を表現できる土地だと思ったから。 何人もの生産者、醸造家、評論家、批評家、ありとあらゆる人から 情報を仕入れ、実際にいくつものブルネッロを試飲し、 5年以上の歳月をかけて探し当てたのが 「ピエーヴェ・サンタ・レスティトゥータ」でした。 モンタルチーノ南西部にある、標高350mの南西向きの畑はまさに一等地。 なんと実は、この区画はあのカーゼ・バッセの隣にある区画なのです。 畑を買収した後、畑はもちろん醸造設備、スタッフも全て妥協せず 最高なものを準備し、ガヤ流ブルネッロの醸造に乗り出しました。 ブドウの収穫量を極限まで抑え、果実をギリギリまで熟成させて テロワールを表現するスタイルにより、素晴らしいワインが完成しました。 ネッビオーロだけでなく、サンジョヴェーゼを造っても ガヤは最高級のワインを造ってしまう。まさに「イタリアワインの帝王」です! “レイニーナ”は古代から残る土地の名前。 このワインはレイニーナの隣合わない3つの畑の葡萄から造られています。 プラムやイチゴなどに加えてカラメルやチョコ、スパイスなどが絡む 豊かな香りがフローラルな香りをまといながら香水のように変化する複雑妖艶なスタイル。 味わいは豊かで深く、タンニンが綺麗に溶け込んで、 凝縮感がありながらも実にエレガントなスタイル。 モダンな造りですが、ユニークな、そして素晴らしいブルネッロです。 時に単一畑キュヴェ“スガリーレイ”よりも高い評価のつくこともあるレイニーナ。 例えばこちらの2004年ヴィンテージでは、 イタリアの著名なワインガイド『ガンベロロッソ誌』で3グラス(最高評価)を獲得。 スガリーレイよりも高い評価を得ました。
元単一畑名バルバレスコの「コスタ・ルッシ」。 1978年から造り始められ、1995年までは 「DOCGバルバレスコ」を名乗ってました。 1996年ヴィンテージから他の二つの単一畑名バルバレスコ、 「ソリ・サン・ロレンツォ」と「ソリ・ティルディン」や バローロと共にDOCランゲに格下げされました。 なぜなら、ガヤ家の知恵と技術、伝統、誇り、 そして情熱の結晶は「バルバレスコ」であり、 畑名も何も付かない「バルバレスコ」にこそ ガヤの全てが集約されている。 このワインが「普通のバルバレスコ」や 「ただのバルバレスコ」と 称されるべき物ではないからです。 その思いから、1996年ヴィンテージ以降、 ガヤラベル唯一のDOCGは「バルバレスコ」となり、 それ以外の単一畑名バルバレスコやバローロは DOCランゲに格下げとなったのです。 とは言っても、それはあくまで法律上の格付けの話。 消費者は格下げされたワインが 偉大なバルバレスコ、バローロであることを知っています。 それは、その後もこれらのワインが 高い評価を受け続けていることからも明らかです。 コスタ・ルッシはガヤ社の所有する5つの単一畑 (コスタ・ルッシ、ソリ・サン・ロレンツォ、ソリ・ティルディン、スペルス、コンテイザ)の中で、 最も魅惑的でエレガントなワインです。 熟れた果実と滑らかな舌ざわりを兼ね備え、 ブラックベリー、スミレ、 ローストしたコーヒーなどの香りがうまくまとまり、 若いうちからエレガントさを感じられます。 フルボディで濃縮感にあふれるワインです。 グレートヴィンテージのワインは30年以上の熟成に適するような、 素晴らしいエイジングポテンシャルがあります。 ちなみに「コスタ」は丘の太陽に面した斜面、 「ルッシ」は1967年にガヤ社がこのブドウ畑を購入する 以前のオーナーのニックネームです。
他の「レオヴィル」と同じくサン・ジュリアンのスーパーセカンドです。一級シャトーほどではないにしても、決して安価とはいえない価格にもかかわらず、毎年必ずプリムールで買われる方も多い銘柄です。 その理由は構造、豊かさ、奥深さ、フィネスが、これほどまでに完璧に近い形でつりあっている銘柄は稀有だからでしょう。 複雑で優美なサン・ジュリアン的スタイルというよりはむしろ隣のポイヤック的な厚みと逞しさを備えていますが、上品で緻密なスタイルはラス・カーズならではのもの。
ラトゥールが手がけるブルゴーニュワイン“ドメーヌ・デュージェニー” このドメーヌ・デュージェニーは、もともと非常に優れたドメーヌとして 世界中に知られていたルネ・アンジェルの畑を、 2006年にシャトー・ラトゥールのオーナー、フランソワ・ピノー氏が 購入したことで誕生しました。 本拠地はヴォーヌ・ロマネ。 ラトゥールの社長フレデリック・アンジェラ氏監督のもと、 およそ6.5haの畑から5種類の素晴らしいワインを造り出しています。 デュージェニーの畑はクロ・ヴージョの丘最後部に位置する美しい区画です。 シャトーに非常に近いところにあり、樹齢60年の樹が1.37haの土地に 広がっています。 2006年ヴィンテージは、驚くほどのエレガントさを持っています。 他のグランクリュよりも控えめな印象ですが、均一で堅固な構造を持ち、 力強く、エシェゾーのストラクチャーとグラン・エシェゾーのフィネスを 併せ持つ優れたワインです。
シャトー・ル・パンを造るティアンポン家の一族、アレクサンドル・ティアンポン氏の ワインを知りたければ、まずこのワインを。 比較的カベルネ・フランを高い比率で使用するヴュー・シャトー・セルタンは それによってエレガントなスタイル、複雑さを演出しています。 かつてはペトリュスよりも評価が高かったこのシャトーは、 現在でも変わらず評価される安定した実力を持ちます。 アレクサンドル・ティアンポン氏はとくにワイン生産者からの評価が高く、 皆尊敬と憧れの視線を向けているのです。 (クリスチャン・ムエックス氏でさえ一目置く!)
非常に長命なワインになることで知られるクロ・ド・ラ・ロッシュ。 このワインは非常にクリアで果実味があるのですが ワインというよりもまさに「エキス」を感じる造り。 香りはまさに花畑、味わいは透明感のある澄んだテイスト。 アフターは果てしなく長く、いつまでも余韻に浸りたいワイン。
「ダルマージ」という名前は、このワインが出来るまでのストーリーに由来し、 あまりにも有名な話ですので、ご存知の方も多いと思います。 ピエモンテの質の良いブドウ畑に植えてあったネッビオーロを引き抜き、 カベルネ・ソーヴィニヨンを植えたアンジェロ・ガヤ。 父親のジョヴァンニが「なんて残念なことを!(=ダルマージ!)」と 叫んだのが、このワインの名前の由来です。 確かに当時としてみればピエモンテにカベルネ・ソーヴィニヨンを植えるなんて ばかげたことにしか見えなかったのでしょう。 畑はバルバレスコの優良な畑で、その上すでにネッビオーロが植えてあったのですから。 しかしアンジェロ・ガヤの考え方は、違いました。 「ブドウが何であれ、土壌が良ければ質の高いブドウが育つ。 世間の目をバルバレスコに向かせるためには、まず、よく知られている カベルネ・ソーヴィニヨンで注目させねばならない。 そうすれば、自然とこの土地に、そしてガヤという造り手に目が向くはずだ。 そうすればバルバレスコが世界に認めれられるのも時間の問題さ。」 この考え方はぴったりと当てはまり、ダルマージが世間の注目を集め、 それからガヤ自身に、そしてバルバレスコに注目が集まっていきました。 ブドウのエキスを感じることの出来る、凝縮感のあるワインで、 果実味、香りともにパワフル。ボルゲリ等で造るカベルネ・ソーヴィニヨンとは一味違ったワインです。 カベルネ・ソーヴィニヨンが95%、メルロが3%、カベルネ・フランが2%という ブレンド。スーパータスカンならぬスーパーピエモンテといったところでしょうか。 独特のスタイルながら世界中で人気が高く、一度は飲んでおきたいワインです。
山吹色のエチケットがトレードマークのデュクリュ・ボーカイユ。 誰でも一度目にしたら忘れられない印象的なこのボトルは、 今昔問わずワイン通に愛されてきたシャトーです。 特筆すべきはテロワール。 古ガロンヌ河によって運ばれた直径5センチメートルにもなる 大きな砂利が表面を覆っており、その下は粘土質。 葡萄栽培に向いた最高のテロワールを有しており、 そのサン・ジュリアンらしい複雑なテロワールの味わいは ボトルにも確かに反映されています。 「投資の対象というよりは、ワイン通が好んで買うワインなのである。 品質に対するコストパフォーマンスの点では、ボルドーの スーパー・セカンドで最も興味深いワインの1つだ。」(『ボルドー第四版』より)
近年デキャンタ誌で★★★★★=最高評価を獲得したり、 パーカーポイントで100点が出たりとなにかと派手な活躍のトロロン・モンド。 濃厚・コクありスタイル。
イタリアワインの帝王ガヤ。 その帝王ガヤのフラッグシップワインが、このバルバレスコです。 1996年ヴィンテージ以降ガヤラベル唯一のDOCGであるこのワインは、 ガヤとは何か、真のバルバレスコとは何かを如実に物語ってくれます。 以前は、単一畑名のついたバルバレスコを含めた数種類のバルバレスコを 生産していたガヤ。1960年代のピエモンテの地で、 そのテロワールを100%表現するべく、単一畑名のついたワインの生産を始めた ワイナリーの中にガヤがいました。 これらのワインは、それぞれの畑が持つ特徴を活かし、 大変高い評価を得てきました。 しかし、世間の人々は徐々に単一畑のワインにばかり注目することとなります。 畑名のつかないバルバレスコを「普通のバルバレスコ」と呼ぶようになり、 まるで格下のような扱い方をするようになりました。 バルバレスコは先祖代々引き継いできたワインで、 ガヤとしては名声に傷をつけるような扱いはされたくない。 そこで「バルバレスコこそが、ガヤのフラッグシップ」とばかりに 単一畑のバルバレスコを格下げしてしまったのでした。 そして現在ではこのバルバレスコが唯一の DOCGバルバレスコを名乗るワインとなっています。 ガヤ家の知恵と技術、伝統、そして情熱の結晶がこのバルバレスコであり、 畑名も何も付かないこのバルバレスコにこそ ガヤの全てが集約されているのです。 13もの畑から造られたネッビオーロを緻密にブレンド。 引き締まったタンニンと程よい酸味。凝縮した果実味、森の果実、ミネラル、 コーヒーなどの複雑な香り。 エレガントかつ滑らかなタンニンが口いっぱいに広がった後は、 非常に心地よく長い余韻が続きます。 30年以上の熟成ポテンシャルを持ちます。 ワイン好きならば是非、この「真のバルバレスコ」を味わってください。
グリュオ・ラローズのすぐ南という絶好のロケーション。 出来も特級シャトーに引けをとらない堂々たるもの。 最近2005ヴィンテージがパーカーポイント90-92を獲得したことで 一躍脚光を浴びることとなりましたが、続く2006年も非常に良い出来。 もともと長期熟成することで有名なワインですから ケースで仕入れてぜひエイジングを楽しんでください。 2006年のラネッサンは熟成させてみたくなる 骨格のしっかりとしたスタイル。 どっしりとしたタンニン、しっかりとした酸、繊細な赤系果実の香り、 バニラのニュアンス・・・。 今飲んでももちろん美味しいですが、あと2〜3年したら さらに味わいに深みと奥行きが出そうです。 合わせるならおすすめはカマンベールチーズや煮込み系のお肉料理。 ラネッサンの上品な味わいが旨みをより引き出してくれます。 ちなみにパーカーは日本のある講演会で ラネッサンをお気に入りワインとして紹介、 「メドックのワイン格付けをやり直せば、おそらく5級シャトーの 地位が真剣に検討されるワインである」 と著書『ボルドー』でも紹介しています。 パーカーは1990年代からほぼ毎年 テイスティングを続けており (一番古いものは1906年!)、 いかにこのワインを気に入っているかがわかります。
サンジョヴェーゼに、マルヴァジア・ネラをブレンドして造る「ヴィニェート・ベラヴィスタ」。 通常のキャンティ・クラシコよりも凝縮感が強く、 それでいて雑味がなくクリア。どこまでも深く純粋なテイストは、飲む者を魅了します。 また、ワイナート33号ではパランティ氏のインタビューを掲載しており、 「次なる目標は?」との問いに 「2001年のベラヴィスタのようなワインを20万本造ること!」と答えています。 キャンティ・クラシコに全てを捧げてきたパランティ氏が、 これほど自信を持つ「ヴィニェート・ベラヴィスタ」を飲まずにいられますか?
一時期(1970年代後半〜1980年代前半)軽いスタイルに変わったことは あったものの、常に「サン・テステフのラトゥール」と呼ばれるほど 濃厚で力強く重々しい長期熟成型のワインを造ってきたモンローズ。 そのクオリティに関しては、ロバート・パーカーも 「格付けが見直されることがあれば、モンローズはメドックの一級に格付けされるかもしれない。」(『ボルドー第4版』) と賞賛しています。 ヴィンテージに左右されない安定感と重厚なスタイルが 昔風のクラレット(ボルドーワイン)ということで、 特にイギリス人からの評価が高いシャトーです。
タルボはヴィンテージに左右されない安定感とひかえめな価格で、 長年のボルドーファンからの高い支持を得ています。 特にクラシックなボルドースタイルがお好みの方に おすすめしたいシャトーです。 「このシャトーはコルディエ家の管理のもと、一貫して上質な、たくましい、 それでいてフルーティな、フルボディのワインを生産しており、 メドックのワインの格付けが新しくなることがあったら 当然昇格していいだろう。」(『ボルドー第4版』より) ちなみにこのシャトーが生産している白ワイン 「カイユ・ブラン・ド・シャトー・タルボ(Caillou Blanc du Ch.Talbot)」も有名です。 「乾燥した年にタルボはその本領を発揮するのですが、 2006年はまさにそれ。ヴォリューム豊かで深見と複雑性があるでしょう。 古木の根が水を求めてさらに下へ下へと根を伸ばす。 その結果、テロワールの豊かな滋味を吸い上げるのです」 と総支配人のジャン・ピエール・マルティ氏。
イタリアワインの帝王、ガヤがトスカーナに所有するワイナリー、 「ピエヴェ・サンタ・レスティトゥータ」。 1547年の土地目録には、既に名前が記されている、歴史のある畑です。 この畑、実はあのカーゼ・バッセの隣という優れたテロワールなのです。 これまで、ガヤは畑ごとにブルネッロ・ディ・モンタルチーノを仕立て、 「スガリーレイ」「レイニーナ」という2種類のワインをリリースしてきました。 それに次ぐ、畑名の無い「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」がこちら。 これはいくつものクリュ(区画)を所有しながらも、 敢えて「バルバレスコ」をフラッグシップとするのに似ていますね。 畑名の無い「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」は、 2005年が初ヴィンテージ。 生産量が少なく、入荷した量が数量なのですが、 これに対して価格はお手頃価格と言えます。 エレガントなスタイルで、熟したブドウの旨みが詰まっており複雑味もあります。 バランスの良いタンニンが特徴的で、 長期熟成型のブルネッロ・ディ・モンタルチーノといえるでしょう。 エノテカ・オンラインには僅か48本の入荷。 ぜひこの機会にお買い求めください。
エノテカのワインラヴァーのために 特別にボトリングされた独占輸入・独占販売ワイン! このワインはボルドー特級CH.ブラネール・デュクリュから 新しくリリースされたワインです。 日本のエノテカのワインラヴァーのために ごく少量ボトリングされたもので、 他のワイン屋さんでは売っていません。 この稀少なワインをどうぞお見逃しなく! 格付け第四級ながら、常に実力はそれ以上という評価をうける CH.ブラネール・デュクリュ。このシャトーが所在するサン・ジュリアン村のほど近く、オー・メドックの一部にも彼らが所有する畑があります。 その畑の葡萄をそのままCH.ブラネール・デュクリュへ直送、 ブラネール・デュクリュの設備とスタッフによって醸造されて造られたのが この「ル・オー・メドック・ド・ブラネール・デュクリュ」です。 そのため「ル・オー・メドック・ド・ブラネール・デュクリュ」は オー・メドックワインのなかでも秀逸なクオリティを誇ります。 丸みを帯びたタンニンは果実味の邪魔をせず、後に続く長い余韻が 上質なワインであることを物語ります。 CH.ブラネール・デュクリュは濃厚な果実とエキゾチックなアロマ、 チョコレートなどの風味が特徴ですが、その特徴をうまく引き継いでおり、 舌の肥えたボルドーラヴァーにもご納得いただける味わいです。 熟成させることもできますが、フレッシュなうちにお楽しみいただくのがおすすめです!
ポンテ・カネの畑はシャトー・ムートン・ロスチャイルドの向かい という絶好のロケーションにあります。 優れたテロワールを持っていますが、その真価を発揮できたのは ここ最近になってから。 1975年までオーナーを務めていたクリューズ社は、 クオリティを無視したワイン造りを行っていましたが、 ギー・テスロン氏(著名なコニャック商人)が買い取ってからは 見違えるような高品質のワインを造り出しています。 その息子で現在のオーナー、アルフレッド・テスロン氏は 畑とセラーに多額の投資をして環境を整備し、 出来上がった葡萄にも非常に厳しい選果を施した結果、 1994年ヴィンテージからはポイヤックで最も注目される ハイパフォーマンスワインになりました。 凝縮した果汁、熟したタンニンを持ちながら、折り目の正しい ディテールとフィネスもあるバランスの取れたポイヤックスタイルが人気。 噂によると現在はビオロジック導入のテスト段階に入っている というポンテ・カネ、今後の展開がますます楽しみですね。
五大シャトーのなかでも エレガントで女性的と評されるのがシャトー・マルゴー。 1855年の格付け当時から五大シャトーの先頭を争う高貴なワインです。 支配人のポール・ポンタリエ氏はシャトー・マルゴーを 「ベルベットの手袋のなかの鋼鉄の拳」という表現をしています。 女性らしいと形容される理由は 並外れたタンニンのしなやかさによります。 柔和で優しく香り高い。 そのマルゴー特有のエレガンスを最大限に引き出すため、 ここ10年間でカベルネ・ソーヴィニヨンの比率を高めています。 CH.マルゴーがよりカベルネ比率を高める方向にシフトしたため、 それまでマルゴーに使用されていた最高品質のメルロが パヴィヨンにまわされるようになりました。 そのためにここ10年、 セカンドキュヴェであるパヴィヨン・ルージュの クオリティは劇的に向上しています。 2006年には全生産量のうちついに54%が パヴィヨン・ルージュにまわされました。 以前のヴィンテージならCH.マルゴーに回されていた葡萄が このキュヴェに使われているのでしょう。 でも価格はCH.マルゴーの数分の一。 一級シャトーのセカンドラベルの中でも、 ときにレ・フォールをも上回る圧倒的な人気を誇ります。
大人気、ル・オー・メドック・ド・ジスクール」がついに再入荷しました!
新しいネゴシアンのスタイルを築いた異端児 最高品質のブドウを手に入れる努力を惜しまず、ネゴシアンであることのメリットを 最大限に生かした造り手、フレデリック・マニャン氏。 10代の頃から醸造学校で技術を学び、 シャサーヌ・モンラッシェを代表する造り手ドメーヌ・ジャン・ノエル・ガニャールでも働きました。 更にブルゴーニュだけに拘らずカリフォルニアのカレラ、オーストラリアのバンノックバーンなどでもピノ・ノワール造りの研究を行っています。 そして彼は、自分の理想とするワインメイキングを行うため、敢えてネゴシアンという立場を取りました。 彼の言う最良のワインとは、異なるテロワールの個性が自然な形で引き出されているワインであり、生産者の趣向や時々のトレンドを追うものでは決してない。 その理念を追求するため、自ら畑を見て回り、ブドウを厳選して、現在では誰にも真似できないワイン造りを行っています。 畑やカーヴでの限りなくドメーヌに近いワインメイキングによって誕生したワインは、 どれも優しいタンニンと美しい果実実を備えているものになりました。 ヴォーヌ・ロマネの中央に位置し、西にはリシュブール、 南隣にロマネ・サンヴィヴァン、北にはエシェゾーという立地の畑がスショ。 ここで素晴らしいワインができない訳がありません! 赤い果実味、コショウやローストしたコーヒー、アーモンドの香りも感じられ、 口に含むとショウガやシナモンなどのスパイスが豊か。 繊細な果実味とスパイシーさが豊かなワインです。 清澄、濾過をしていないので、一度デキャンタージュしてから飲むのをおススメします。
世界で最も予約の取りにくいレストランとして名を馳せる ミシュラン三ツ星レストラン「エル・ブジ」。 そのエル・ブジをはじめとするスペインレストランのトップが こぞって採用しているワインが、「エナーテ」のワインです。 エナーテのワインはスペインのエル・ブジ、アケラーレを含む 5つの三ツ星レストラン、 10の二ツ星レストランに置かれているのみならず、 スペイン国外の有名ホテルやレストランでも出会うことができます。 クリアンサはスペインの代表品種テンプラニーリョ70%と カベルネ・ソーヴィニヨン30%をブレンド。濃縮感のある色調、 バニラやシナモン等のスパイスの香り、 豊かな果実味と滑らかなタンニン。 ストラクチャーが非常にしっかりとした ボルドースタイルのワインです。 かつてヒュー・ジョンソンをも唸らせた、エナーテ社の自信作。
イタリアワインの帝王ガヤ。 その帝王ガヤのフラッグシップワインが、このバルバレスコです。 1996年ヴィンテージ以降ガヤラベル唯一のDOCGであるこのワインは、 ガヤとは何か、真のバルバレスコとは何かを如実に物語ってくれます。 以前は、単一畑名のついたバルバレスコを含めた数種類のバルバレスコを 生産していたガヤ。1960年代のピエモンテの地で、 そのテロワールを100%表現するべく、単一畑名のついたワインの生産を始めた ワイナリーの中にガヤがいました。 これらのワインは、それぞれの畑が持つ特徴を活かし、 大変高い評価を得てきました。 しかし、世間の人々は徐々に単一畑のワインにばかり注目することとなります。 畑名のつかないバルバレスコを「普通のバルバレスコ」と呼ぶようになり、 まるで格下のような扱い方をするようになりました。 バルバレスコは先祖代々引き継いできたワインで、 ガヤとしては名声に傷をつけるような扱いはされたくない。 そこで「バルバレスコこそが、ガヤのフラッグシップ」とばかりに 単一畑のバルバレスコを格下げしてしまったのでした。 そして現在ではこのバルバレスコが唯一の DOCGバルバレスコを名乗るワインとなっています。 ガヤ家の知恵と技術、伝統、そして情熱の結晶がこのバルバレスコであり、 畑名も何も付かないこのバルバレスコにこそ ガヤの全てが集約されているのです。 13もの畑から造られたネッビオーロを緻密にブレンド。 引き締まったタンニンと程よい酸味。凝縮した果実味、森の果実、ミネラル、コーヒーなどの複雑な香り。 エレガントかつ滑らかなタンニンが口いっぱいに広がった後は、非常に心地よく長い余韻が続きます。 30年以上の熟成ポテンシャルを持ちます。 ワイン好きならば是非、この「真のバルバレスコ」を味わってください。
こちらのコート・ブロンドの区画は、“コート・ロティのトップテロワール”と ロスタン氏が言う「グラニテ(花崗岩質)」と石灰質土壌からなり、 エレガントなワインを生みます。 完璧主義者でもあるロスタン氏は、自分が納得のいかないヴィンテージには コート・ブロンドの葡萄を、ただの「コート・ロティ」に混ぜてしまうそう。 つまり、コート・ブロンドは毎年造られることもない上に、 造られたとしても生産量はわずか6,000本前後という超希少品。 最上のテロワールが生んだ傑作です。 そしてこのコート・ブロンドはロスタン氏が一番お気に入りのキュヴェ。 ドメーヌを訪問した際には「皆ランドンヌを褒めるが自分が一番好きなのはブロンド。 ブロンドが最高だよ!」とおっしゃっていました。 透明感のある赤紫色の色調。 シラーとは思えないチェリー、ラズベリー、プラムを中心した赤系〜紫系果実のアロマと ピンクペッパーのスパイスがふわりと香ります。 さらりとした柔らかい質感でするすると口中に広がり、タンニンは細かくほとんど感じられません。 酸も主張することなく果実味に綺麗になじんでいます。 全体的なボリューム、余韻ともに長く細い印象。 控えめで穏やかですが均整が取れており抜群にエレガント! ちなみにこのコート・ブロンドは過去(1999年ヴィンテージ)に パーカー100点満点を獲得したことでも有名です。