このシャトーは8大シャトーとして5大シャトー、 ペトリュス、シュヴァル・ブランと肩を並べており、 そのなかでも最も生産量の少ないシャトーです。 「オーゾンヌ」とは、ローマの詩人であり、紀元後320年〜395年の生涯を ここで送ったアウソニウスという人物にちなんで名づけられています。 収量を35hl/haという低収量に抑え葡萄が完熟するまで待ち収穫、 タンクではなく小樽でのマロラクティック発酵を行うなど、 良いワインを造るための投資は惜しまず、その結果品質が高く安定した このワインの評価を揺ぎ無いものにしています。 いまやペトリュスを凌ぐ入手困難度と高評価。 最近は重量級のワインを造っていたアラン・ヴォーティエ氏ですが、 2007年は抑制の効いたバランス重視のスタイルに。 テロワール本来の複雑性に富んだアロマや果汁の純粋さが印象的な 美しいオーゾンヌ。ですが芯の強さは変わらず。
さらに詳しく見る
ロバート・パーカー氏も 「ボルドー8大ワインの中で、 シュヴァル・ブランはおそらく 飲み頃の期間が最も長いワインであろう」という長命なワイン。 熟成を重ねるだけ重量感が増し、アロマも官能的になります。 2007年は「9月に十分な時間をかけて葡萄を成熟させることができ、 とくに理想的なカベルネ・フランが収穫できた。 シュヴァル・ブラン特有のタンニンの品の良さはいつもどおりだ」と 社長兼ワインメーカーのピエール・リュルトン氏。
「確かなことは、ラフルールは依然として、常にペトリュスに迫り、時にはそれをしのぐことさえ出来るポムロールで唯一のワインであるということだ。故ジャン・ピエール・ムエックスでさえ、かつてそれを認めたことがある。ラフルールがどの点でもペトリュスに匹敵する、並外れたワインであることを知ることができるまで、何度も2つのワインを並べて味わうことができた私は幸運だった。アロマの観点から言えば、ラフルールは多くのヴィンテージでペトリュスよりも複雑である。これは間違いなく樹齢の高いカベルネ・フランのおかげである。」(『ボルドー第4版』)
五大シャトーのなかでもエレガントで女性的と評されるのが シャトー・マルゴー。 1855年の格付け当時から五大シャトーの先頭を争う高貴なワインです。 支配人のポール・ポンタリエ氏はシャトー・マルゴーを 「ベルベットの手袋のなかの鋼鉄の拳」という表現をしています。 女性らしいと形容される理由は並外れたタンニンのしなやかさによります。 柔和で優しく香り高い。そのマルゴー特有のエレガンスを 最大限に引き出すため、ここ10年間でカベルネ・ソーヴィニヨンの比率を 高める方向にシフトしています。新樽率は100%。 2007年については「ジューシーで凝縮している。深みがあって・・・ 典型的な美しいシャトー・マルゴーといえるでしょう」 と支配人のポンタリエ氏。 そして2007年は白が凄い!最高のコンセントレーションを得たという パヴィヨン・ブランには蜜のような粘り気すら感じます。
毎年著名なアーティストによってラベルが描かれるムートン。 ラベルコレクターならば、必ずや入手したいワインのひとつ。 2007年アートラベルの最新情報! 暖かい春、やや涼しい夏に続き、 収穫前の9月は素晴らしい好天に恵まれた2007年。 このヴィンテージをひとことで表すならば 「BALANCE(バランス)=すべての要素を最高レベルで均衡させる」。 世紀のグレートヴィンテージといわれた2005年以降、 果実の凝縮感やボディの重さだけにとらわれない、 すべてのバランスや料理とマリアージュすることを前提に造られた 消費者のためのワインへと変化を遂げてきました。 2007年はまさにその理想形、各シャトーの個性が光る クラシカルボルドーのスタイル。 このシャトー・ムートン・ロスチャイルドは 一級シャトーの中で、最もパワフルな仕上がりになりました。
著名なワイン評論家ロバート・パーカーに 「世界で最も凝縮感のある豊かでタニックなフルボディのワインの1つ」 と形容されるラトゥール。 ヴィンテージを問わず表現される濃い色調、濃厚なタンニン、 スギやヒノキといった特徴的なアロマがラトゥールらしさを印象づけています。 プリムールにおいても五大シャトーのなかで頭一つ抜き出た価格を提示し、 不変・不動と思われた一級シャトーの平穏と序列に揺さぶりをかけています。 2007年ヴィンテージについて 「葡萄は完全に熟した。クリーミーなタンニンが特徴的だろ?」と 総支配人のアンジェラ氏。 ここ3年で本当にラトゥールは洗練されたスタイルに変わりましたが、 圧倒的な旨み、ボディの厚みと重みはそのまま。
五大シャトーのなかで唯一グラーヴ地区から選ばれたオー・ブリオン。 ボディが厚く、タイト。ポテンシャルが十分に発揮されるまでに 長期熟成を要する伝統的な造りは、押し出しの強いラ・ミッションと対照的。またときにメルロがカベルネ・ソーヴィニヨンより多くなるアッサンブラージュも 独特のもの。 余韻に混じる動物的なアロマが独特のふくよかさを醸しだします。 「この偉大な一級シャトーは世界で最もエレガントで、 アロマの複雑なワインをつくっている。この点に関しては、 様々な反論があり得るだろう。1980年代初め以降、 オ=ブリオンほどの一貫性と、輝かしい品質を示すシャトーはほかにない。」 (『ボルドー第4版』より)とロバート・パーカーは評しています。 2007年は余計なものが何ひとつない、ピュアで繊細なルージュ。 あるのはアロマと旨みだけ。タンニンはまったく意識させないほどに 滑らかに磨かれています。
道1本をはさんでオー・ブリオンと向かい合い、 ヴィンテージによってはオー・ブリオンを超えることもしばしばある 兄弟にしてライバルであるシャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン。 女性的と言われるオー・ブリオンに対し、ラ・ミッションは 味わいが力強く重い男性的なスタイルです。 修道会、ウォルトナー家と所有者が変遷し、1983年にはついにライバルの オー・ブリオンを擁するディロン家がラ・ミッション・オー・ブリオンを 購入しました。 しかしもともと畑の区画はシャトー間で交錯しており、 オー・ブリオンの大部分の畑がラ・ミッションの畑に沿うように 横たわっているのです。 ディロン家による改良は古い貯蔵倉庫の改装から始まり、 新しい発酵所の建設・コンピュータプログラムによって管理される 超近代的発酵タンクと機械の導入・瓶詰めラインの設置と 潤沢な資金による抜本的な改革となりました。 また、資金面でやむを得なく下げていた新樽率を100%に引き上げ、 1992年からセカンド・ワインのラ・シャペル・ド・ラ・ミッション・オーブリオンを リリースしたことも、ラ・ミッション・オー・ブリオンの質を大いに高めました。 「2007年はとくにオー・ブリオンとラ・ミッションの違いが明瞭に出ています。 グラーヴのメルロのボリューム感がよくでています」と ワインメーカーのデルマス氏。
チリでハイ・クオリティワインを数多く生み出すモンテスが、 究極のボルドーブレンドにこだわって造り出したのが、 この「モンテス・アルファ“M”」。 完全なボルドースタイルに仕上げられ、 チリワインにありがちな果実味過多の甘さとは全くの無縁。 ブラックカラント、ブラックチェリー、ブラックベリーといった 黒果実がたっぷり感じられ、品よく香るショコラやローストオークの ニュアンス。継ぎ目のない、まるで高級シルクのような滑らかな舌触り。 ゴージャスでありながらエレガント。凝縮感と厚み、複雑さがありながら 全体はすっきりとスマートにまとまっています。 チリワインといえば、かつて大ブームを起こし、大量のチリワインが 日本に登場しました。しかし、その多くはブーム終息後 あっという間にマーケットから消えていきました。 そんな中、唯一クオリティワインとして 生き残ったのが、「モンテス」です。 通販サービスはもちろん、エノテカ各ショップでも人気・売上数はダントツです。 なぜ、「モンテス」だけそんなに愛されるのか。 それは”美味しさ”と”クオリティ”にあります。 選び抜かれた葡萄のみを使用し、近代的な設備と 最新テクノロジーによって最高品質を追及しています。 広大な畑(129ha)の収穫もすべて手摘み作業という労力。 フランスやイタリアから最新式の設備・技術を取り入れ、 風水の導入や熟成中ワインに音楽を聴かせるなど、 “クオリティ”のためならすべて行う。 その姿勢がこの”美味しさ”を生み出しているのです。 クオリティの高さから、 JAL(日本航空)ファースト・クラスの機内ワインに選ばれるなど、輝かしい功績を残しています。 毎年、高得点を連発しているアルファ“M”ですが、 驚くべきは、そのアベレージの高さ! なんと過去10年間、ワインアドヴォケイトとワインスペクテイターの両誌で、 90点を下回ったことが一度もないのです! ボルドーの格付シャトーでもそうそう真似のできることではありません。 あのムートンやオー・ブリオンでさえ、叶わなかったことです。 “クオリティ”のためなら、なんでも行うという モンテスの飽くなき姿勢がこの美味しさと 素晴しい結果を生み出しているのでしょうね。 フレンチ・オークの新樽で1年半エイジングし、 モンテスの可能性を究極まで突き詰めたボルドー・ブレンド。 圧倒的なブドウの凝縮度を誇るアウレリオ・モンテス氏渾身の1本。 チリ最高峰のプレミアム・ワインはいかがでしょうか!?
ニコラ・ティアンポン氏とステファン・ドゥルノンクール氏という 現代のボルドーで最も重要なワインメーカーが手を組んだだけのことはある。 そして完全ビオディナミ。いろんな面で常識ハズレ、桁外れなワインなのです。 ここのところパーカーポイント高得点の常連シャトーでもあります。
ラトゥールが手がけるブルゴーニュワイン“ドメーヌ・デュージェニー” このドメーヌ・デュージェニーは、もともと非常に優れたドメーヌとして 世界中に知られていたルネ・アンジェルの畑を、 2006年にシャトー・ラトゥールのオーナー、フランソワ・ピノー氏が 購入したことで誕生しました。 本拠地はヴォーヌ・ロマネ。 ラトゥールの社長フレデリック・アンジェラ氏監督のもと、 およそ6.5haの畑から5種類の素晴らしいワインを造り出しています。 デュージェニーの畑はクロ・ヴージョの丘最後部に位置する美しい区画です。 シャトーに非常に近いところにあり、樹齢60年の樹が1.37haの土地に 広がっています。 他のグランクリュよりも控えめな印象ですが、均一で堅固な構造を持ち、 力強く、エシェゾーのストラクチャーとグラン・エシェゾーのフィネスを 併せ持つ優れたワインです。
イタリアワインの帝王ガヤ。 その帝王ガヤのフラッグシップワインが、このバルバレスコです。 1996年ヴィンテージ以降ガヤラベル唯一のDOCGであるこのワインは、 ガヤとは何か、真のバルバレスコとは何かを如実に物語ってくれます。 以前は、単一畑名のついたバルバレスコを含めた数種類のバルバレスコを 生産していたガヤ。1960年代のピエモンテの地で、 そのテロワールを100%表現するべく、単一畑名のついたワインの生産を始めた ワイナリーの中にガヤがいました。 これらのワインは、それぞれの畑が持つ特徴を活かし、 大変高い評価を得てきました。 しかし、世間の人々は徐々に単一畑のワインにばかり注目することとなります。 畑名のつかないバルバレスコを「普通のバルバレスコ」と呼ぶようになり、 まるで格下のような扱い方をするようになりました。 バルバレスコは先祖代々引き継いできたワインで、 ガヤとしては名声に傷をつけるような扱いはされたくない。 そこで「バルバレスコこそが、ガヤのフラッグシップ」とばかりに 単一畑のバルバレスコを格下げしてしまったのでした。 そして現在ではこのバルバレスコが唯一の DOCGバルバレスコを名乗るワインとなっています。 ガヤ家の知恵と技術、伝統、そして情熱の結晶がこのバルバレスコであり、 畑名も何も付かないこのバルバレスコにこそ ガヤの全てが集約されているのです。 13もの畑から造られたネッビオーロを緻密にブレンド。 引き締まったタンニンと程よい酸味。凝縮した果実味、森の果実、ミネラル、コーヒーなどの複雑な香り。 エレガントかつ滑らかなタンニンが口いっぱいに広がった後は、非常に心地よく長い余韻が続きます。 30年以上の熟成ポテンシャルを持ちます。 ワイン好きならば是非、この「真のバルバレスコ」を味わってください。
カノン=ラ=ガフリエールやクロ・ド・ロラトワールを所有する ネイペルグ伯爵と有能なコンサルタントのステファン・ドゥルノンクールが タッグを組むラ・ラモンドット。醸造においては長期間のマセラシオンと 澱と接触させたままでのミクロ・ビュラージュ、新樽でのマロラクティック発酵、 高品質の樽の使用など最先端の技術がぎっしり詰め込まれています。 深い紫色の色調。クレーム・ド・カシス、鉛筆の芯、エスプレッソ、 レザー、トリュフなどの混じった甘く芳醇な香り。 フルボディーでとてもタフ。まだまだ熟成の余地はあります。
「現在、ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドは間違いなく 最も人気が高く、1978年以降ポイヤックで最も一貫して秀逸な ワインとなっており、ヴィンテージによっては一級の品質を示すこともある」 (『ボルドー第4版』より) ピッション・ラランドの流儀は「アタックはあくまでデリケートに。 しかし中間から一気に広がってくるの圧倒的なヴォリューム感 そしてフィニッシュには遠慮しない。」 そのエレガントなスタイルは、男性的なピション・バロンと比較され、 貴婦人のようと形容されます。
シャトー・ル・パンを造るティアンポン家の一族、アレクサンドル・ティアンポン氏の ワインを知りたければ、まずこのワインを。 比較的カベルネ・フランを高い比率で使用するヴュー・シャトー・セルタンは それによってエレガントなスタイル、複雑さを演出しています。 かつてはペトリュスよりも評価が高かったこのシャトーは、 現在でも変わらず評価される安定した実力を持ちます。 アレクサンドル・ティアンポン氏はとくにワイン生産者からの評価が高く、 皆尊敬と憧れの視線を向けているのです。 (クリスチャン・ムエックス氏でさえ一目置く!)
ボノー・デュ・マルトレイは、グラン・クリュしか所有していない造り手。 こんなドメーヌは、他にはドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティしかありません。 ちなみに所有している11haの畑はコルトン・シャルルマーニュ9haとコルトン2ha。 9haという畑を所有し、ボノー・デュ・マルトレイの看板商品といえる コルトン・シャルルマーニュは、類稀なテロワールとオーナーである モリニエール伯爵の知恵と情熱の結晶です。 葡萄樹の平均樹齢は70〜80年と高く、収穫の際にはトラクターの代わりに 馬を利用し、すべての作業は人の手によって行われます。 また、1株に6房以上にならないように生産量をコントロールし、 良年・不良年に関係なく180樽以上は造らないという徹底主義を貫いています。 最高のテロワール、そしてそれだけではないたゆまぬ努力と愛情が 史上最高ともえいるこのコルトン・シャルルマーニュを生み出しました。 こちらの2007年は、天候的に不安定な要素が多かったにも関わらず、 人の手による地道な努力とさらには夏から秋にかけての 良い天候のおかげで結果的には良いヴィンテージに仕上がりました。
ラトゥールが手がけるブルゴーニュワイン“ドメーヌ・デュージェニー” このドメーヌ・デュージェニーは、もともと非常に優れたドメーヌとして 世界中に知られていたルネ・アンジェルの畑を、 2006年にシャトー・ラトゥールのオーナー、フランソワ・ピノー氏が購入したことで誕生しました。 本拠地はヴォーヌ・ロマネ。 ラトゥールの社長フレデリック・アンジェラ氏監督のもと、 およそ6.5haの畑から5種類の素晴らしいワインを造り出しています。 「オー・ブリュレ」は、1.05haからなり、向かいにリシュブールを望む 道沿いに位置しています。「コンブ」から地続きで、 冷涼な気候のため素晴らしいワインを生み出します。 村名ワインよりもさらにしっかりとした構造で、 凝縮感がありコクのある味わい。 複雑で心地よい余韻を持つワインです。
この度日本初輸入!コント・ラフォンがコンサルトする オレゴンのピノ&シャルドネ! オレゴンの超新星にして、コント・ラフォンのドミニク・ラフォン氏が 海外で初めて手掛けるベンチャー『イブニング・ランド・ヴィンヤーズ』。 この大注目のワインをこのたびエノテカが日本初輸入! La Sourceとは:源泉、由来、根源の意。 1984年と1993〜1995年のピノ・ノワール。 手作業で選り分けられたのち、5tのオークの発酵槽に入れられ グラヴィティシステムのよって除梗されます。 その後4〜5日間低温でマセラシオンを行います。 1日に2回櫂入れを行いながら自然に発酵を行います。 発酵温度の最高温度は32度。 圧搾後23日間キュヴァージュを行います。 樽は全てフレンチオークを用い、新樽比率は48%。 「セブン・スプリングス・ヴィンヤード・エステート・ピノノワール」を 一回り大きく力強くしたようなスタイル。 濃いルビー色の色調。 カシス、プラム、ラズベリー、ブラックベリーの香り、より濃縮した 甘みを感じるタンニンと重いミネラル、良くのった酸。 舌に“乗っかる”ようなどっしりとした質感があり重厚。 “まだ何かある”と飲み手に期待させる奥深さ、内に秘めた力強さ、 スケールの大きさがあり目が離せません。 例えて言うならばコート・ド・ボーヌのグラン・クリュ。
ニコラ・ロシニョールは果実の純度を大切に、テロワールを素直に生かしたワイン造りを行っています。また、除草剤等を使用しない減農薬農法(リュットレゾネ)を実行し、無ろ過で瓶詰めされているため、自然な環境で育った葡萄の果実味と旨みを楽しむことができます。
ラフルール(ポムロル)のセカンドワイン。 あの僅かな生産量を考えるとクオリティの差がどれほどあるのか? そのへんをよく考えてみたいと思います。 ポムロルといえばメルロのワインと思うでしょうが、 ラフルールはカベルネフランが実に半分以上という構成。 ペトリュスと同等の希少性と愛好家からの熱狂的な人気を集めながら、 実はまったく違った味わいとキャラクターを持つワインなのです。 パンセでもそれは存分に味わうことができます。
一時期(1970年代後半〜1980年代前半)軽いスタイルに変わったことは あったものの、常に「サン・テステフのラトゥール」と呼ばれるほど 濃厚で力強く重々しい長期熟成型のワインを造ってきたモンローズ。 そのクオリティに関しては、ロバート・パーカーも 「格付けが見直されることがあれば、モンローズはメドックの一級に格付けされるかもしれない。」(『ボルドー第4版』) と賞賛しています。 ヴィンテージに左右されない安定感と重厚なスタイルが 昔風のクラレット(ボルドーワイン)ということで、 特にイギリス人からの評価が高いシャトーです。 2007年ヴィンテージは旨みを残して無駄をそぎ落とし、 シャープでよりアロマティックなスタイルに。
ポンテ・カネの畑はシャトー・ムートン・ロスチャイルドの向かい という絶好のロケーションにあります。 優れたテロワールを持っていますが、その真価を発揮できたのは ここ最近になってから。 1975年までオーナーを務めていたクリューズ社は、 クオリティを無視したワイン造りを行っていましたが、 ギー・テスロン氏(著名なコニャック商人)が買い取ってからは 見違えるような高品質のワインを造り出しています。 その息子で現在のオーナー、アルフレッド・テスロン氏は 畑とセラーに多額の投資をして環境を整備し、 出来上がった葡萄にも非常に厳しい選果を施した結果、 1994年ヴィンテージからはポイヤックで最も注目される ハイパフォーマンスワインになりました。 凝縮した果汁、熟したタンニンを持ちながら、折り目の正しい ディテールとフィネスもあるバランスの取れたポイヤックスタイルが人気。 現在はビオディナミを推し進めており、 テスロン氏の改革はまだ止まりそうにありません。
ポンソの名物といえば、この白ワインでしょうか。幻の「モン・リュイザン(プルミエ・クリュ)」といっても過言ではないかもしれません。ブドウ畑の斜面上部にはなんと1911年に植えられた古樹が存在しています。 言うまでもなく希少なワインですが、こういった異色のワインを丁寧に造っていることからも ワイン造りにかける情熱を感じることが出来ますね。
こちらのコート・ブロンドの区画は、“コート・ロティのトップテロワール”と ロスタン氏が言う「グラニテ(花崗岩質)」と石灰質土壌からなり、エレガントなワインを生みます。 完璧主義者でもあるロスタン氏は、自分が納得のいかないヴィンテージには コート・ブロンドの葡萄を、ただの「コート・ロティ」に混ぜてしまうそう。 つまり、コート・ブロンドは毎年造られることもない上に、 造られたとしても生産量はわずか6,000本前後という超希少品。最上のテロワールが生んだ傑作です。 そしてこのコート・ブロンドはロスタン氏が一番お気に入りのキュヴェ。ドメーヌを訪問した際には 「皆ランドンヌを褒めるが自分が一番好きなのはブロンド。 ブロンドが最高だよ!」とおっしゃっていました。 透明感のある赤紫色の色調。 春の花、ピンクペッパー、生肉、リコリスを思わせる甘いアロマ。 調和していて繊細な味わいはブロンドならでは。 すでに飲み頃に達しており、今後10年以上は熟成可能。 控えめで穏やかですが均整が取れており抜群にエレガント! ちなみにこのコート・ブロンドは過去(1999年ヴィンテージ)に パーカー100点満点を獲得したことでも有名です。
造り手のオリヴィエ・ベルンシュタインは、 かのアンリ・ジャイエやティエリ・アルマンなどとともに ブルゴーニュのボーヌで醸造を学んだという実力派。 シュタイン氏はもともとワイン畑出身ではなく、 香港のメトロシステムの構築やドイツの 音楽出版社で働いていたこともある異業種出身の人。 まず南フランス、ラングドックで 『MAS DE LA DEVEZE マ・ド・ラ・ドゥヴェーズ』という ワイナリーを立ち上げます。 グルナッシュを主体としたコート・デュ・ルーションは、 ワインアドヴォケイト誌で91ポイントという快挙。 南仏でワイン造りの実力を発揮し、いよいよブルゴーニュへ舞い戻り、ネゴシアン業に着手しました。 そこは、グラン・クリュとプルミエ・クリュのみを生産する上級ブランド。 村は幅広く、クロ・ドラ・ロッシュ、ヴォーヌ・ロマネ、 ボンヌ・マール、シャンボール・ミュジニーとビッグネームの畑を縦横無人に手がけています。 初ヴィンテージとなる2007年は全生産量が33樽という超希少品。 地価高騰のブルゴーニュの新しい造り手として、注目の若手ワインメーカー。 品質は折り紙つきですので、ぜひ一度お試しください。
シラーの持つ強いキャラクターを過激に増幅した 同ワイナリーの「フォーリー・シラー」に対し、 こちらはトータルバランスを重視したスタイル。 完成度が高いシラーはモンテス・アルファシリーズの中でも、カベルネに負けない根強い人気があります。 スパイス、黒コショウ、ナツメグ、 オレンジピールのアロマが複雑に香り、余韻も十分。 シラーらしいスパイス感と酸味が しっかりとしたストラクチュアを支えています。 コルチャグア・ヴァレーのアパルタ・ヴァレーにある、 チリでは最高の赤ワインを産出することで知られている、 モンテスの有名な畑「ラ・フィンカ・デ・アパルタ」から収穫されます。 鮮やかなルビーレッド。 第一印象に感じるブラックベリーやストロベリーのフルーティな香りと スモーキーなスパイスやレザーのエレガントな香りが心地よく、 口に含むとそのフルボディで強いアタックに圧倒されますが、 柔らかく熟したタンニンが心地よく、長い余韻をもたらします。
ペサック・レオニャンらしい土や草、鉄分などの香りがムンムンと 漂ってきます。ソフトでスムーズながら、独特な濃厚さを持っていて、 熟成させてからも楽しみですね。 このオー・バイィやシャトー・ベレールが人気なのも より純粋な味を求めている人が増えているからではないでしょうか。 少し前まであまり積極的に評価してこなかったパーカー氏も 近年はうって変わって高評価。 2007年は「慎重すぎるほどのソフトな抽出、そして最上質のポリフェノール。 ワインはこのうえなくピュアでスムースに仕上がっています」と 総支配人のサンダース氏。
チリNO.1ワイナリー、モンテスが“カリフォルニア”へ!! 今やチリとアルゼンチンのトップ生産者モンテスの新たなる挑戦。 次のステップは北半球でトップカベルネを造ること。 そして、ついにそのワインが日本初上陸しました! その名も『ナパ・エンジェル・アウレリオズ・セレクション』 カベルネに究極にこだわって誕生したモンテス渾身の1本です。 カリフォルニアで最高とされるオーク・ノルとヨーントヴィルのカベルネ・ソーヴィニヨンを使用。 沖積層の主に砂利の多い土壌のため、調和のとれたワインに仕上がります。気候は穏やかな暖かさで夜は涼しく、ワインに熟した果実味と深い色を与えます。アウレリオは定期的にブドウ畑を訪れ、ブドウの成熟を管理しチェックします。収穫量は1ヘクタールあたり6.1tに抑える為、凝縮感のあるフルボディーのワインになります。 ブドウは、丁寧に選別され手摘みされ、収穫後は10日間低い温度で醸しを行い、それから10日間発酵させます。発酵の次にスキン・コンタクトを行います。ワインの80%はフレンチオークの新樽で18か月熟成させます。 柔らかなタンニンを持つ、しっかりとしたフルボディーのワインです。色は、深く濃いガーネットレッド。芳醇で調和のとれた、熟したフルーツの特徴は、このワインのエレガントさ、なめらかさ、そして豊かさを同時に表現しています。オーク・ノルとヨーントヴィルのテロワールの特徴が口中に広がり、余韻を残します。ブラックベリー、プラム、そして何層にも重なるブラックチェリーのニュアンスが感じられるフルーツの味わい。フレンチオークのニュアンスが感じられるヴェルヴェットのようななめらかさ、そして素晴らしい余韻が長く続きます。 最高の状態でお楽しみいただくために、1時間程前にデキャンタージュすることをお勧めします。サーブは、約16℃〜18℃が適温です。今飲んでも楽しめますが、最低でも15年は熟成させることができます。 相性の良い料理は、ブラックフィッシュ、ジビエのロースト、アヒル、ステーキ、ハードチーズ。 ※ブラックフィッシュ=スパイスをまぶして外を香ばしく焼いたお料理。